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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第7巻より

2014年(平成26年)12月7日 ベストグループ北陸地区見聞会②

ベストグループが善いグループか善くないグループかは、あなた方が判断して下さい。本部の社員さんたちには、親に感謝の気持ちを表しなさいということで、僅かな金額でも毎月仕送りをさせているのです。

お金の多少ではありません。親に感謝の気持ちを表しなさいということです。そうすると、皆、「良い会社に勤めさせて頂いてありがとうございます」と感謝されます。

会社を経営する時も、人を活かさず、人がついて来る人間にならないから会社が大きくならないのです。「この人なら私たちが支えてあげたい」という気持ちになって頂けるのは、人を思う気持ちがあるからです。

私はあなた方をいつも大事にしています。だから、あなたたちは私を支えてくれるのでしょう。支えて頂いたら、私は仲間に恩返しをしなければいけないと思っています。仲間が困られた時にお役に立たせて頂くには、偉大なる存在に繋がるしかありません。私は仲間のために繋がる努力をしています。

人間は何のために生まれたのだろうか。形あるものは必ず壊れます。始めがあるものは終わりがあります。生まれたら必ず死ぬのです。
我々の小さい時の親はそれをよく知っていました。生まれたら死ぬに決まっているからです。

育ての母は「晃弘、人間は何のために生まれたかを知っているかい?仏様になるために生まれたのだよ。仏様になるには、仏様のような生き方をしないといけないのだよ」と教えてくれました。 

だから人が亡くなられた時に「仏様になりますように、成仏なさいますように」と言って手を合わせたものです。しかし、今の人は「天国に行かれますように」と言って手を合わせるようです。

私は親の教えから、人間は仏様になるために生まれたのだと何となく感じるようになりました。人間は生まれたら死にます。死ぬまでの短い人生の中で、人間は何のために生まれたのだろうかと思うようになりました。

「日本が素晴らしい国になるために、道徳と命の尊さ、真理を教えなさい」と言われたら、私が教えるに相応しい人間にならなけばいけないと思うようになりました。

学校の道徳は人間関係について教えています。道徳の基本は自分との関わり方、他人との関わり方、集団や社会との関わり方を教え、自然や生命の崇高さについて少し語るだけです。しかし、真の道徳は、命という存在は永遠に不滅であり、存在するということが真の教えなのです。

あなた方はこの体を自分と思っているから苦しんでいるのです。体は六大栄養素でできています。この体を動かしているのは何ですか。あなた方は体が自分だと思っているから、病気になったら悩み、苦しんでいるのです。肉体を自分と思っているから、死ぬことが恐怖なのです。私はそれに気づき、真実を学び出しました。

例えば、この体は誰の体と言いますか?「私は体です」と言うと、体が無くなったら私は無くなるのです。普通は、この体は「私の体です」と言います。ですから、体が無くなっても「私」は残っているのです。「私」とは何者かを知っていないから、あなた方は悩み、苦しんでいるのです。

例えば「私は髪の毛です」と言ったら、髪の毛が抜けたら「私」は無くなります。でも、髪の毛が抜けてもあなたたちは生きているではないですか。「私の髪の毛です」と言うと、髪の毛が無くなっても「私」は存在しているではないですか。

お金が無くなった時、「私のお金です」と言うから、お金がゼロになっても「私」は生きているのではないですか。「私はお金です」と言うと、お金が無くなったら「私」は消滅してしまいます。

「私の体です」と言う以上、肉体が無くなっても「私」は存在しているではないですか。その真実を解き明かすのが私の与えられた役目です。人間は皆、体が自分だと思っています。

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※2014年(平成26年)12月7日 ベストグループ北陸地区見聞会②は、2020年9月5日までの掲載です。