越前大野城

お城(城跡)が雲海に浮かぶ「天空の城」で有名です。毎年10月から4月の特定の気象条件がそろうことで「天空の城」となり、1年間で10日前後しか見られないそうでうす。11月頃が最も「天空の城 越前大野城」が出現する時期といわれています。

 

越前大野城は、天正4年頃(1576)、織田信長より大野郡の3分の2を与えられた金森長近により、4年の歳月をかけて築城されました。大野城は2層3階建の大天守、2層2階の小天守、二の丸、三の丸があり、外堀・内堀をめぐらし城を守っていました。その石垣は、石を立てず、横に寝かせ、大きい石を奥に押し込んで積む、野面積みという工法で、貴重な史跡といわれています。
現在の城は、昭和43年に再建されたもので、城内には歴代城主の遺品が展示されています。

 

 

一覧に戻る <<